今回は「アートを飾る時のちょっとしたコツ」をご紹介していきたいと思います。
アートを飾るときに決めておかなければならないのが、大まかに「デザイン」「飾る場所」「アートのサイズ」です。デザインは基本的には「お部屋の雰囲気に合ったもの」であれば、問題ないと思いますが、問題は「飾る場所」。壁の面積によって、どのくらいのサイズのアートを“どのように飾るか”と言うのは意外に難しい問題です。
それでは、アズ・ブリックのショールームの実例写真で「飾る空間の大きさに」合わせた「オススメのアートの飾り方」をご紹介します。
☆☆ リビング、ダイニングなどの、壁1面使える大きな空間 ☆☆
⇒大胆に大きいアートを飾ってみましょう!
リビングやダイニングは、まとまった大きな空間が取れる、家の中でも数少ない「見せ場」の空間です。家のシンボル的な存在のアートを大胆に飾ると華やかですね。【写真1】
注意点としては、【写真1】のアートは一見、モノトーンでシンプルなように見えますが、サイズが大きいので自然と視線が集まり、お部屋全体の印象を左右する存在となります。【写真2】こういった大き目のアートを飾る時は、デザインと色味を丁寧に見極める事が大切です。
☆☆ ベッドの上、シェルフの上など、比較的、狭い空間 ☆☆
⇒小さめのアートを複数枚、合わせて飾ってみましょう!
一人暮らしをしていると、まとまった空間はなかなか取れないもの。ベッドの上や、シェルフの上の空間は微妙に空いているけど、大きいアートだと浮いてしまう・・・と、そのままにしてしまいがちです。そんな時にオススメなのが、小さなアートを複数枚飾る方法。
【写真3】はベッド上の空間を活用し、複数枚のアートを飾った例ですが、アートを1枚飾るより、変則的で目を引きますね。ポイントは「上のライン」と「下のライン」を合わせて飾ったこと。( 【説明図】参照 ) こうする事により、「1かたまりのアート」として存在感が出て、迫力が増します。空間と家具に合わせてアートを飾る事ができるのも魅力ですね。
テイストや作風の全く違うもの同士のアートでも、上下左右の「ライン」を意識して飾ると、統一感を持って飾る事ができますよ。【写真4】
☆☆ 普段は見落としがちな、狭い空間 ☆☆
⇒ベッドのヘッドボードの上の、狭い空間を装飾してみましょう!
寝室は、プライベートな空間なので、落ち着いた雰囲気を演出したいですね。サイズの大きいアートや華美な装飾は避けた方がいいと思いますが、何も無いのもさびしいもの。
そこでオススメなのが「ベッドのヘッドボード上」の空間。狭くて見落としがちなこの空間ですが、【写真5】のような、それほど大きくなく、シンプルなオーナメントは寝室のアクセントとして、雰囲気を引き立ててくれます。【写真6】
いかがでしたでしょうか?アートは飾る場所、飾り方によって、お部屋の雰囲気をより、引き締めたり、印象付けたりする大切なインテリアです。ぜひお部屋も華やかに演出してみてはいかがでしょうか?
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