今回は「アートを飾る時のちょっとしたコツ」をご紹介していきたいと思います。

アートを飾るときに決めておかなければならないのが、大まかに「デザイン」「飾る場所」「アートのサイズ」です。デザインは基本的には「お部屋の雰囲気に合ったもの」であれば、問題ないと思いますが、問題は「飾る場所」。壁の面積によって、どのくらいのサイズのアートを“どのように飾るか”と言うのは意外に難しい問題です。

それでは、アズ・ブリックのショールームの実例写真で「飾る空間の大きさに」合わせた「オススメのアートの飾り方」をご紹介します。

 

☆☆ リビング、ダイニングなどの、壁1面使える大きな空間 ☆☆

⇒大胆に大きいアートを飾ってみましょう!

 

【写真1】        ダイニングスペースに飾った大きなアート

リビングやダイニングは、まとまった大きな空間が取れる、家の中でも数少ない「見せ場」の空間です。家のシンボル的な存在のアートを大胆に飾ると華やかですね。【写真1】

【写真2】 部屋全体写真     物件名:VIDA♯37        東京都荒川区西日暮里

注意点としては、【写真1】のアートは一見、モノトーンでシンプルなように見えますが、サイズが大きいので自然と視線が集まり、お部屋全体の印象を左右する存在となります。【写真2】こういった大き目のアートを飾る時は、デザインと色味を丁寧に見極める事が大切です。

 

 

☆☆ ベッドの上、シェルフの上など、比較的、狭い空間 ☆☆

⇒小さめのアートを複数枚、合わせて飾ってみましょう!

 

【写真3】       ベッド上の空間を活用   物件名:レジェンド飛鳥山  東京都北区滝野川

一人暮らしをしていると、まとまった空間はなかなか取れないもの。ベッドの上や、シェルフの上の空間は微妙に空いているけど、大きいアートだと浮いてしまう・・・と、そのままにしてしまいがちです。そんな時にオススメなのが、小さなアートを複数枚飾る方法。

【説明図】        上のライン 下のライン

【写真3】はベッド上の空間を活用し、複数枚のアートを飾った例ですが、アートを1枚飾るより、変則的で目を引きますね。ポイントは「上のライン」と「下のライン」を合わせて飾ったこと。( 【説明図】参照 )  こうする事により、「1かたまりのアート」として存在感が出て、迫力が増します。空間と家具に合わせてアートを飾る事ができるのも魅力ですね。

【写真4】        テイストの違うアート3点

テイストや作風の全く違うもの同士のアートでも、上下左右の「ライン」を意識して飾ると、統一感を持って飾る事ができますよ。【写真4】

 

 

 

 

☆☆ 普段は見落としがちな、狭い空間 ☆☆

⇒ベッドのヘッドボードの上の、狭い空間を装飾してみましょう!

 

【写真5】 オーナメント

【写真6】        物件名:グランカーサ高根台 千葉県船橋市高根台

寝室は、プライベートな空間なので、落ち着いた雰囲気を演出したいですね。サイズの大きいアートや華美な装飾は避けた方がいいと思いますが、何も無いのもさびしいもの。

 

そこでオススメなのが「ベッドのヘッドボード上」の空間。狭くて見落としがちなこの空間ですが、【写真5】のような、それほど大きくなく、シンプルなオーナメントは寝室のアクセントとして、雰囲気を引き立ててくれます。【写真6】

 

いかがでしたでしょうか?アートは飾る場所、飾り方によって、お部屋の雰囲気をより、引き締めたり、印象付けたりする大切なインテリアです。ぜひお部屋も華やかに演出してみてはいかがでしょうか?

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