お気に入りの本を、本棚にしまって眺めるのも1つの楽しみですが、その中から特にお気に入りの本を数冊出して、インテリア小物としてリビングなどの憩いの空間を知的に演出してみませんか?私どもアズ・ブリックでインテリアコーディネートする際にも“本”はお部屋の雰囲気作りに欠かせないものとなっております。
今回は「インテリアとして本の活用法」と、「インテリア小物“フェイクブック”」としての本を、一人暮らし向け、ワンルームのお部屋のコーディネート例でご紹介したいと思います。
【インテリアとしての本の活用法1】
●本にカバーを付ける●
左の写真はモノトーンを基調としたコーディネートです。【写真1】棚の上に雑貨と一緒に本が数冊並べられていますが、実はこの本、「白」「黒」「グレー」のカバーをつけただけの古本です。【写真2】
他の小物も同様ですが、この様にコーディネートした家具の色に合わせてディスプレイしていくと、お部屋全体に統一感が生まれ、まとまった印象を受けます。
今は100円ショップでも色とりどりの「包装紙」が売っていますので、お部屋に合わせて楽しみながら、ブックカバーを選んでみてはいかがでしょうか?また、大手本屋で有名な「有隣堂」は文庫を買ったときに「カラーブックカバー」(全10種)をつけてくれます。ご興味のある方は、一度立ち寄られてはいかがでしょうか?
【インテリアとしての本の活用法2】
●洋書を飾ってみる●
左の写真は「フレンチモロッコ」テイストのコーディネートですが【写真3】
このお部屋にも本を飾っているのですが、やはりお部屋の色と合わせた本を置き、さらに雰囲気出すために「洋書」をセレクトしました。【写真4】一昔前、洋書は最低でも1000円以上という相場でしたが今は安いもので100円から古本屋に並んでおり、インテリア小物として手に取りやすくなっております。
【フェイクブック 】
●小物入れも兼ね備えた本●
住宅展示場などで良く使われる“フェイクブック”「大きい本だけど、持ってみたら軽かった(笑)」なんて経験したことありませんか?多くは段ボールなどの紙に、本の表紙・背表紙・裏表紙が印刷されたものですが、今ではそれが「小物入れ」として売られており、100円ショップでも簡単に手に入るインテリアグッズとして活躍しています。【写真5】
右の【写真6】は「北欧レトロ」テイストでコーディネートしており、それに合わせ、古書風の洋書のようなフェイクブックを合わせていあます。
【写真7】小さな小物ですが、テイストに合わせた物を飾ると、インテリアをより引き立ててくれますね。
いかがでしたでしょうか?インテリアにおいて「小物を飾るのは難しい」と言うお声をよく聞くので(実際、私も難しいと感じます)今回は“インテリアのテイストに合わせる”というポイントを加え、“インテリア小物としての本”をご紹介いたしました。「テイスト」と「色」を合わせるだけで、お部屋全体に統一感が生まれ、落ち着いたインテリアになってくると思います。機会があれば、是非、挑戦してみたください!
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